1.事前審査NGで、強制的に「考える時間」ができた
気に入っている駅チカの築古マンションに出会ってから、
私はかなりのスピード感で動いていました。
- ネットで物件を見つける
- 仲介会社に問い合わせ
- 内見
- ローン事前審査の申込み
……と、ここまでは勢いよく進んだものの、結果は「NG」。
理由はシンプルで、
- 転職したばかりで
- まだ丸々1か月分の給与明細が出ていない
この状態だと、銀行側としては「年収500万円見込み」を証明しきれない、ということでした。
正直、「やっぱりか…」という気持ち半分、
「今のうちに一度立ち止まった方がいいのかも」という気持ち半分。
ここから、自分の中のモヤモヤと向き合う時間が始まりました。
2.第三者として、家族の知り合いの不動産屋さんに相談してみた
今の仲介さんを悪く言いたいわけではなくて、
私は一度「利害の少ない第三者のプロ」の目線が欲しくなりました。
- 築古だけど、この物件はプロから見てどう映るのか
- 1か月分の給与明細が揃えば、実際に審査は通りそうなのか
- 私の年収・貯金・ローン条件を総合して、買う/待つの判断はどうか
こういったことを、
家族の知り合いで、長く不動産に関わってきた人に相談してみたんです。
そこで感じたのは、
- 物件そのものの見立て
- 資金繰りのリアルな話
- 将来の売却や貸し出しの可能性
まで含めて、「全体のバランス感」を持って話してくれる安心感でした。
何度か話しているうちに、
「この人になら、今後も長く相談していけそう」
「家族もお世話になっているし、信頼関係も作りやすい」
と感じるようになり、
将来も含めてパートナーにするならこちらの不動産屋さんにお願いしたい
という気持ちがだんだん強くなっていきました。
そこで初めて、最初に問い合わせた仲介さんとの関係を、
少し距離を置いて見つめ直すことができました。
3.業界ルールと、自分の「選びたい」という気持ちの間で揺れる
別の不動産屋さん(家族がお世話になっている会社)に相談してみて分かったのは、
- 不動産仲介の世界には
「最初に問い合わせを受けた会社が、基本的に最後まで担当する」
という暗黙のルールがあること - すでに問い合わせ〜内見〜事前審査まで進んでいる案件に
別の仲介業者が入ると、業界的には“横取り”のように見えること
でした。
法律的には、買い手はどの業者経由で買ってもいいはずなのに、
業界の空気としては「くら替え」はかなり嫌がられる。
説明としては理解できます。
最初の会社だって、時間と人件費を使って動いてくれています。
でも、消費者としてはどうしてもこう思います。
「私、仲介会社を“選んだ”つもりはなくて、
ただその物件を見たくて、たまたま一番に連絡しただけなんですけど…?」
この「業界の都合」と「自分の感覚」のズレも、
今回かなり大きなモヤモヤポイントでした。
仲介手数料は諸費用の一部として「どうしてもかかるコスト」と認識し、あまり深く考えていませんでした。
でも、家族の知り合いの不動産屋さんと話していく中で、
「100万円以上を支払う相手として、誰に一番信頼を置けるのか?」
という視点が、自分の中でハッキリしてきました。
同年代の女性担当者さんは、人としては話しやすいし、嫌いなわけでは全くありません。
ただ、金融リテラシーの部分や、お金・ローンの話がかみ合わず、
「私にとっての人生の大きな決断のパートナー」としてお願いするには、
ちょっと不安が残るな、と感じるようになったんです。
4.一旦「今の仲介さんとは休憩する」という選択
こういったことを総合的に考えて、
- 事前審査が見送りになったこと
- 今の条件だと、私にはかなり攻めた買い物になると感じていること
- いったん自分のベース(収入・資金・働き方)を整えるフェーズに入りたいこと
- その上で、また改めて検討し直したいと考えが変わったこと
つまり、
「今は一度、物件探しそのものをお休みします」
と自分から区切りをつける、という選択です。
これで、少なくとも
- 「流れで押し切られて契約してしまう」
- 「モヤモヤしたまま、大きな借金だけ背負う」
という最悪パターンは避けられるな、と感じました。
5.それでも、あの物件を諦めきれていない自分もいる
ここまで書くと「じゃあその物件はもう諦めたの?」と思われそうですが、
正直にいえば、答えは NO です。
- 駅チカ
- 通勤のしやすさ
- 日当たりと眺望
今の私の年収・資産で「この条件を全部満たす物件」に、
再び出会えるのかどうか?と考えると、
どうしても心が残ってしまいます。
「ローンがちゃんと組める条件になったら、やっぱりあの物件に再チャレンジしたい」
そんな気持ちも、確かにあります。
だから今回の「お休み」は、
- 完全に諦めるための一歩
というよりは、 - 自分のベースを整えてから、
“選び直すための時間”を取る一歩
に近い感覚です。
6.今後は、家族と縁のある不動産屋さんと動く準備をする
相談に行った不動産屋さんは、
家族がお世話になっている会社で、
私にとっても「長く付き合いやすそう」と感じる相手でした。
ここにお願いする場合は、
- いったん今の仲介会社との案件を正式にクローズしてから
- 改めて「新規の相談」としてスタートする
という形になります。
その上で、
- 今気になっている駅チカ築古物件“と同じくらいの価格帯”
- 私の収入・ローン条件で現実的に買えそうなエリア
(たとえば、以前から好きな○○エリアなど)
の物件を、いくつか見に行ってみるつもりです。
「本当にあの物件だけが特別なのか?」
「同じ予算帯で、他にどんな選択肢があるのか?」
を、自分の目で確認したうえで判断したいからです。
7.まとめ:走り出した自分を、一度自分で止める勇気
今回の一連の流れで、
自分の中で大きかったのはこの2つです。
- 「QOLを上げたい」という気持ちが強すぎて、
正直ちょっと突っ走っていた自覚があること - それでも、ローンが通るなら今の物件を買いたい、という気持ちも本物であること
だからこそ、
「一回自分でブレーキをかけて、条件を整えてからもう一度考える」
という選択をすることにしました。
- 今の仲介会社には「一旦お休みします」と自分から区切りをつける
- 同時に、信頼できそうな不動産屋さんと関係づくりを始める
- 同じ価格帯の別物件も見て、視野を広げる
このプロセスも、
きっと同じように悩んでいる誰かの参考になるんじゃないかと思っています。
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