【40代独身女性のマンション購入記⑦】住宅ローン事前審査に落ちました。理由とこれからのこと

マンション購入

はじめに:事前審査の結果メールが届いた日

先日、SBI新生銀行に出していた住宅ローンの事前審査の結果メールが届きました。
結果は……「NG(お見送り)」

頭では「たぶん厳しいだろうな」と分かっていたつもりでも、
いざ現実として「ダメでした」と通知されると、
正直ちょっとショックでした。

同時期にお願いしていた地方の信用金庫の事前審査も、
「給与が丸々1か月分出るまでは判断が難しい」という理由で見送り。

つまり今の私は、

  • 年収は上がる予定だけれど、
  • その「実績」がまだ書類に表れていない状態

ということで、“審査の土俵にちゃんと乗れていない” ことがはっきりしました。

今回はそのことをきっかけに、

  • なぜ事前審査がNGだったのか
  • 待ち期間に考え直したこと
  • フルローンと頭金について、FPの勉強で気づいたこと

を書いておこうと思います。


1. 事前審査NGの主な理由:丸々1か月の給与明細がない

今回の事前審査は、

  • SBI新生銀行(ネットで完結するタイプ)
  • 地方の信用金庫

この2つにお願いしていました。

どちらからも共通して言われたポイントがこれです。

今の勤務先での給与明細が、1か月分きちんと揃ってからでないと判断しづらい

私の場合、

  • 前職までは年収 約360万円
  • 転職後は、額面年収500万円前後になる見込み
  • ただし、現時点では
    • 転職後1か月経過と少し
    • 給与明細はまだ「1か月分フル」ではない

という状況でした。

つまり銀行からすると、

  • 「これから年収500万円になる予定」はあくまで口頭ベース
  • 書類で証明できるのは
    「前職の年収360万円くらい」+「今の会社に入ったばかり」

という状態。
この条件で3,000万円台半ば〜後半のローンを希望したので、

「今はまだリスクが高い」と判断された

というのが、今回の事前審査NGの大きな理由だと思います。


2. 「とりあえず出してみたら何とかなる」は通用しない

今回のことで、改めて痛感したのは、

「年収の“予定”ではなく、“実績”がないと銀行は動きづらい」

という当たり前の事実でした。

私の頭の中には、

  • 「これからは年収500万円になるはず」
  • 「現時点での貯蓄(投資信託など)は約1,000万円ある」
  • 「生活費もそこまで浪費しているわけじゃない」

という感覚があったので、
「ギリギリだけどいけるんじゃないかな?」という淡い期待がありました。

でも銀行は、

  • 「将来上がる予定」というふわっとした話より
  • 「去年いくら稼いだか」「今いくらもらっているか」という数字と実績

を冷静に見ます。

今回はまさに、

「私の感覚」と「銀行が見る現実」のギャップが
そのまま結果に出た形だったな、と感じました。


3. 待ち時間に入って、逆に頭が冷えてきた

事前審査がNGになったことで、
自動的に**「給与明細が1か月分出るまで“待ち”の期間」**に入りました。

少し時間が空いたことで、
逆にいろいろなことを考え直すきっかけにもなりました。

  • 本当に今、築古マンションでいいのか?
  • これから数年で、物件価格はどう動くんだろう?
  • 金利は今後上がっていくのか、下がるのか?
  • フルローンで買うのは、やっぱりリスクが高すぎないか?

物件を見ていると、
都内では「築50年前後・50㎡前後・3,000〜4,000万円」という中古がたくさんあります。

私が気になっているのも、まさにそのゾーンの物件。

  • 駅チカ
  • フルリノベで室内は綺麗
  • だけど築年数は50年オーバー

という、**「立地と住み心地はいいけど、築古であることが不安」**な物件です。

事前審査が通っていたら、その勢いで進んでいたかもしれない。
でも、一旦立ち止まる時間ができて、

「築古のリスク+フルローン+タイトな返済比率」

というトリプルコンボが、
本当に自分にとってベストなのかどうか、
冷静に考え直す機会になりました。


4. FPの勉強で気づいた「フルローンの落とし穴」

最近、FP(ファイナンシャル・プランナー)の勉強も少しずつ始めています。
その中で出てきたのが、「頭金」と「金利」の話。

教科書的には、

  • フルローン(頭金ゼロ)よりも、頭金を1〜2割入れた方が金利条件が良くなりやすい
  • 頭金が多いほど、借入額が減る&金利が下がる可能性がある
  • 結果として、総支払額(利息)が大きく変わる

というセオリーがあります。

今回私が考えていたのは、

  • 物件価格+諸費用をほぼフルローンで組む
  • 手持ちの1,000万円は「投資信託などで運用に回す」

というプランでした。

でも、

  • フルローンだからこそ金利が高めになるかもしれない
  • 物件価格の1割くらいは、頭金として用意しておいた方がいい
  • 諸費用も現金で出せるようにしておいた方が、
    後々の選択肢が広がる

ということを、FPの勉強を通して改めて理解しました。

「資産運用を優先して、住宅はフルローンで」は
一見効率がよさそうに見えて、
実はリスクも結構大きい戦略だったんですよね。


5. これからの方針:頭金+諸費用+“余裕資金”をどうするか

事前審査NG→待ち、という流れの中で、
今のところ考えている方向性はこんな感じです。

① 給与明細が1か月分揃ってから、改めて事前審査

  • 「年収500万円見込み」をちゃんと書類で証明できるようになってから
  • 再度、銀行に事前審査をお願いする

ここは最低条件としてクリアする必要があると実感しました。

② 頭金1割+諸費用を現金で出せるようにする

  • 物件価格の1割くらいは頭金として用意したい
  • 加えて、諸費用(登記費用・手数料・仲介手数料など)も現金で払えるのが理想

現状の私のプランでは、

  • 投資信託などの資産約1,000万円は「基本ノータッチ」
  • 頭金+諸費用は、新たに貯めていくか、
    一部だけ取り崩すか、このあたりはまだ検討中です。

③ “余裕資金”としての生活防衛費も意識する

ローン返済だけでなく、

  • 突発的な出費
  • 仕事や体調の変化

にも耐えられるように、
6か月分くらいの生活費は、現金 or すぐ動かせる資産で持っておきたいと考えています。

  • 毎月の支出を27〜30万円とすると
  • 6か月分で約160〜180万円

このあたりを「手をつけないクッション」として持ちながら、
それとは別に頭金や諸費用をどうするか——
ここが今後の大きなテーマになりそうです。


6. 築古をどう見るか?もう一度、立ち位置を確認する

「待ち期間」に入ってみて、改めて感じているのは、

私は築古マンションを“攻めた条件”で買おうとしていた側なんだな、ということ。

  • 年収に対してローン比率はけっこう高め
  • 物件は築50年以上
  • フルローン寄りで、手元の余裕資金もそこまで厚くない

という組み合わせは、
やっぱり“上級者向け”の選択だったのかもしれません。

だからといって、

「じゃあ築古は絶対やめるべき」とは、正直まだ思っていません。

  • 駅チカで通勤のストレスが減る
  • 日当たりや眺望が良くて、家で過ごす時間の満足度が上がる
  • 家の中が快適になれば、外食や娯楽の仕方も変わってくる

そういう生活の質の上がり方は、やっぱり魅力的です。

ただその一方で、

  • 築古のリスク
  • フルローンのリスク
  • 返済比率の高さ

この3つを全部背負うのではなく、

「どこかを少しずつ“安全寄り”に寄せていく」必要があるな、と感じています。


おわりに:事前審査NGは「終わり」じゃなくて「一回立ち止まる合図」

正直、事前審査NGのメールを開いた瞬間は、
ふわっと心が沈みました。

でも、時間が経ってみると、

「これはいったん立ち止まって、
自分の条件と物件の条件を整理し直す合図だったのかも」

とも思えるようになりました。

  • フルローンで突っ走らなくてよかったかもしれない
  • 頭金・諸費用・生活防衛資金という「守り」の部分を見直す時間ができた
  • 築古をどう捉えるか、一段深く考えられるようになった

そう思うと、
この「NG」は悪いニュースだけではなかったのかもしれません。

同じように、

  • 転職したばかりで年収はこれから上がる予定
  • 貯金や投資はそこそこある
  • でも書類上の「信用」がまだ追いついていない

という人の参考になれば嬉しいです。


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