マンション購入に向けて動き始めた理由と背景
このシリーズでは、40代独身・一人暮らしの私が、
「賃貸生活からマンション購入を真剣に考えるようになるまで」の過程を、できるだけリアルに書いていこうと思っています。
今回は、その中でもベースになる、
なぜ今、マンション購入に向けて動き始めたのか?
という「理由と背景」の部分を書いておきます。
長く勤めた安定企業からの転職
私はこれまで、首都圏郊外にある会社で長く働いていました。
- 勤続年数:10年以上
- 福利厚生:制度が整っていて安定している
- 収入:不満はあるけれど、生活がカツカツという訳ではなかった
正直に言うと、人事評価にはモヤモヤしていました。
職責と職位が合っていないと感じていて、不満が常にありました。
自分のやるべき業務と会社の評価制度が噛み合っていない感覚はあったんです。
それでも、
「安定している」「生活が組み立てやすい」
という点では気に入っていました。
そんな中、会社の業績悪化で早期退職の募集がありました。
このタイミングで、
- 「このままここで定年までいるのか」
- 「もう少し自分のキャリアを広げるのか」
を真剣に考え、「転職してみよう」と決めました。
心機一転、都心のスタートアップ企業へ
次に選んだのは、都心部のスタートアップ企業。
- これまでの経験とマッチした職種であること
- 企業が成長していく過程で、自分も一緒に成長・昇進していけそうだと感じたこと
この2つが決め手でした。
「安定から一歩踏み出して、成長フェーズの会社でチャレンジしてみよう!」
そんな前向きな気持ちでの転職でしたが、現実はなかなか厳しくて、
- 会社の業績はなかなか上向かない
- 黒字化が見えないので賞与の支給も期待できない
- 経営層の方針に対して、違和感を覚える場面が増えてきた
という状態に。
さらに、ここで気づいたのが、
「あれ、自分の額面年収、思っていたより低い…?」
という事実でした。
スタートアップ転職後の年収は、額面で350万円台程度。
ボーナスもほぼ期待できないとなると、
生活費と現実的な貯蓄ペースを考えたときに、
「前職よりも年収が減っている。なのに、出費は増えている。」
と実感することになります。
通勤ストレスと、賃貸の高さに冷や汗
スタートアップ企業は都心にあり、
それまでよりも通勤時間も、混雑もハードになりました。
- 朝の満員電車
- 乗り換え回数も増え、家に帰るだけでぐったり
仕事そのものより、
通勤そのものにストレスを感じる日が増えていきました。
そこで一度、
「職場の近くに引っ越したら楽になるのでは?」
と思い、賃貸物件もいろいろと調べてみました。
でも、そこで目にした現実は、
- 今の住まいと同じくらいの広さ・駅チカ条件を都心側で探すと
→ 家賃は軽く月11万円超え
という世界。
「通勤ストレスは減るけれど、家賃で生活が苦しくなる…」
というジレンマの中で、
ふと「中古マンションを買う」という選択肢も調べ始めました。
年収350万円台での「中古マンション撃沈」
当時の自分のスペックを整理すると、
- 年収:約350万円台(賞与ほぼ期待できず)
- 勤続年数:転職直後で短い
- 都心〜その周辺で、中古マンションの情報を検索
この状態で、ローンシミュレーションや物件価格を眺めてみた結果は、
「あ、これは今の条件では現実的じゃないな…」
という、かなりハッキリした撃沈でした。
- 借入可能額も限られる
- 賃貸より毎月の支払いが重くなる
- ボーナスもないので、繰上げ返済の余裕も作りにくい
「いつかは欲しいけど、今の働き方と収入のままでは無理がある」
そう感じて、
一旦「マンション購入」は頭の片隅に追いやられました。
貯金が目減りしていく働き方への違和感
スタートアップで働き続ける中で、もうひとつ大きかったのが、
「貯金が目減りしていく感覚」
でした。
- 家賃・生活費・最低限の趣味や交際費
- そこに物価上昇がじわじわと重なってくる
それなのに、
- 収入は大きく増える見込みがない
- 賞与もほとんど期待できない
となると、
「働いているのに、じわじわと減っていくお金」
「この先もずっと、この感覚が続くのかな?」
という不安が大きくなっていきました。
この不安が、再び転職を考えるきっかけになります。
賞与と安定を求めて、再び転職へ
次に目指したのは、
- 賞与の支給がきちんとあること
- 組織としてある程度安定していること
そんな条件を満たす環境でした。
結果として、
今は団体職員として働くことになりました。
- 年収は上がる見込み(額面500万円前後を想定)
- 賞与も規定として支給される
- 組織としての安定感も、以前より高い
「ようやく、“土台”を整えられた気がする」
そんな感覚があって、
ここで初めて、マンション購入を再び現実的に考え始めることになります。
更に、投資用口座の資金が1,000万円に到達したことも追い風となりました。 この資金運用を継続していけば、リタイア後も支払い能力を維持できると感じたんです。
動き出したのは、この新しい職場に入って1ヶ月目。
ある意味で、かなり早いタイミングです。
通勤ストレスは続く。そして、インフレへの不安
転職して職場が変わり、路線が変わったものの、
- 通勤の混雑や乗り換えのストレス自体は、「楽になった」とは言い切れない
- 物価はじわじわ上がり続けている
- 家賃も、今後大きく下がるイメージはしづらい
そんな状況の中で、
「もう少し通勤が楽になって、毎日の生活の質を上げたい」
「どうせ家賃を払うなら、資産にもつながる形にしたい」
という思いが強くなっていきました。
「今後もインフレが続くかもしれない」という前提
ここ数年の物価上昇を見ていると、
- 食料品も日用品も、少しずつ値上げ
- 電気代などの固定費もじわじわ重くなる
「昔の物価に戻る」というよりは、
これからもゆっくりインフレが続いていく前提で考えた方が自然なのかな、と思うようになりました。
そうなると、
- 預金を日本円だけで持ち続けることの不安
- ずっと賃貸で、家賃を払い続けることの不安
がじわじわ大きくなってきます。
そこで浮かんできたのが、
「利便性が良い場所で、中古マンションを購入してしまう」という選択肢
でした。
マンション購入を考え始めた理由(整理)
私がマンション購入に向けて動き始めた理由を、あらためて整理するとこんな感じです。
- 長く勤めた安定企業から転職し、
→ 「安定」と「成長」の両方を求めて働き方を見直したこと - スタートアップ時代に、
→ 通勤ストレスの大きさ
→ 都心側賃貸の高額さ(今と同等条件で家賃11万円超え)
→ 年収350万円台での限界
を痛感したこと - 貯金が目減りしていく感覚に不安を覚え、
→ 賞与と安定を求めて再転職したこと - 年収が上がる見込みが立ち、
→ 「ようやくマンション購入を現実的に考えられる土台ができた」と感じたこと - 通勤ストレスを減らし、
→ 毎日の生活の質を上げたいと思ったこと - これからのインフレや物価上昇を考えると、
→ 「賃貸だけ」「円だけ」で持つのではなく、
住まいとしてのマンションを“資産の一部”として持つことにも意味があるのでは?
と感じたこと
こうした流れが重なって、
転職して1ヶ月目から、中古マンション探しを本格的にスタートさせることになりました。
おわりに:この背景ごと、ブログに残していきたい
私のように、
- 40代・独身・一人暮らし
- 転職を何度か経験している
- 一度はマンション購入を諦めたけれど、再び考え始めている
という人は、それなりにいると思います。
一方で、「買わない」という選択をする人の方が多いのも分かっています。
だからこそ、あえてこの状況から「買う」側に動いていく体験記には、
少しだけ価値があるのかな、とも感じています。
このシリーズでは、
- 物件探しの実体験
- 住宅ローン事前審査で何を聞かれたか
- 職歴が浅くても住宅ローンは組めるのか
- 年収・資産・借入額をどう考えたか
- 実際に購入できるのか、それとも別の選択をするのか
を、できるだけリアルに書いていくつもりです。
次回は、
「私のベース(年収・資産・家計)をどう見て、借入額を考えたか」
について、もう少し数字も交えながら整理していきます。
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