登山を始めたいと思ったときに、悩むのが「何を持っていくべき?」という持ち物問題だと思います。
私自身も、登り始めの頃は何をどこまで持つべきなのか迷い、荷物が重くなりすぎてしんどい思いをしたことがありました。
そこで今回は、**軽量ミニマル派(目標)の私が実際に持っていく“最低限の持ち物”**をまとめました。
荷物が多いほど登りは疲れます。最初は、軽く・楽しく・安全に歩けることを意識してみてください。
必須アイテム
・靴(重要)
登山用シューズは疲れてくるほど差が出ます。
場所によってはスニーカーでも大丈夫ですが、石や砂利の多い場所では足首を捻りやすく、怪我リスクが上がります。
足場が悪いと滑ったりすることも多いので、スニーカーではなく登山靴をお勧めします。
私はKEENのスニーカー→SCARPAの登山靴→今はAKUの登山靴を使っています。
何度も靴に助けられた!と感じた事がありました。足首まで保護があるタイプは安心感が全然違います。
・サポートタイツ
これも私の中では必須。
履かないと不安なくらい(笑)
サポートがあると、長時間歩いた時の疲れの軽減にもつながります。
・ファーストエイド(絆創膏等)
これ、かなり重要。
私は以前、靴擦れをそのままにして傷から菌が入り、腫れてしまい抗生剤を飲むことになった経験があります。
他にも、ヤマビルの被害にあった時には、血が止まらなくて、伴倉庫を使い切りました。
必ず持つようにしています。
・レインウェア&防寒着
山は想像以上に寒くなります。冬場はもちろんですが、夏でも標高によって、山頂はかなり涼しくなります。
特に休憩中に一気に冷えることも多いので「+1枚」は時期に合わせて必ず持つようにしています。
・飲み物・食料
日帰りなら昼食と行動食少しでもOK。
山頂に食堂やカップラーメンなどの売店がある山なら、欲張って色々持たずに、食堂や売店を利用してしまった方が楽です。
・その他、最低限持つもの
- アプリ(YAMAP、ヤマレコなど)※地図をダウンロードして持って行く事はマストです。
- モバイルバッテリー(あると安心)
- 日除け(日焼止め、帽子、サングラス)
- タオル
- ゴミ袋
軽量ミニマル派が意識する3つのコツ
①荷物は「ザックに余裕あり」の量だけ持つ
余裕の無いパッキングは、歩きやすさを大きく下げます。
②持つ物は“理由が説明できる物”だけ
「念のため」でどんどん増えるとすぐ重くなります。
③重い荷物=精神と体力消耗
長時間歩いたら、肩にも精神にもきます。
私は以前、かなり多めに水を持っていった時、本当に疲れ切りました…。
実際に持っていて良かったアイテム
- 防寒着
時期に合わせた+1枚は本当に大事。思っている以上に休憩で冷えます。 - サポートタイツ
安心感と負担軽減が違う。 - トレッキングポール
最初は不要と思って使っていなかったけど、バランス安定・疲労軽減に効果を感じました。
まとめ
山登り初心者は、まずは「ミニマル持ち物」でOK。
重さは体力・気持ち・景色を楽しむ余裕を一番奪います。
慣れてきたら、その山・季節・自分の好みに合わせて少しずつ足していけば大丈夫です。
安全に、楽しく、軽く歩ける登山を始めてみましょう。
