「どこかにビューーン!」を5回使ってわかったこと|仕組み・注意点・攻略法まとめ

旅行

この記事では、

  • 「どこかにビューーン!」の仕組み・申込みの流れ
  • キャンセルや途中下車などのルールと注意点
  • 5回使って感じたメリット・デメリット
  • シャッフル(再検索)のコツや時間帯指定の考え方
  • 私が実際に当たった行き先(新青森・高畠・八戸・福島・秋田)のざっくりルート

をまとめています。

これから「どこかにビューーン!」を使ってみたい方や、
2回目・3回目の行き先選びで迷っている方の参考になれば嬉しいです。

 

どこかにビューーン!ってどんなサービス?

「どこかにビューーン!」は、JRE POINTを使って
ランダムに選ばれた4つの候補駅のうち“どこか1つ”に新幹線で往復できるサービスです。どこかにビューーン!+1

東京・上野・大宮・仙台・盛岡・新潟・長野などの発着駅から、
JR東日本エリアの新幹線停車駅(対象は47駅)が候補になります。どこかにビューーン!+1

東京・上野・大宮発の場合は、
**JRE POINT 6,000ポイントで往復の新幹線eチケット(普通車指定席・往復)**と交換できて、仙台・盛岡・新潟・長野発の場合は5,000ポイントで利用できます。どこかにビューーン!+1

「どこかにビューーン!」という名前の通り、
どの駅に行くかは自分では選べず、“ガチャ”感覚でおまかせするのがポイントです。


JRE POINTで新幹線往復が“ガチャ”になる仕組み

専用サイトにログインして、次の条件を入力します。

  • 出発駅・到着駅(基本は同じ駅)
  • 行きの乗車日と出発時間帯
  • 帰りの到着日と到着時間帯
  • 利用人数(最大6人まで)どこかにビューーン!+1

条件を入れて検索すると、その条件で行ける
4つの行き先候補駅がランダムに表示されます。どこかにビューーン!+1

その4駅がイマイチ…と思ったら、「再検索」でシャッフルすることもできます。
「この4駅ならどこが当たっても楽しめそう!」と思えたタイミングで申し込みを確定すると、
申込みから3日以内に、4つの中から1駅と往復の列車・座席が自動決定される流れです。えきねっと+1


申込できる期間と、旅行期間の目安

  • 申込できるのは
    往路乗車日の21日前0時〜6日前23:59まで
  • 旅行期間は
    往路の乗車日を含めて最大7日間

と決まっています。えきねっと+1

「直前の思いつき旅」で使うというよりは、
1〜3週間くらい前に“次の休みの旅行”として計画するサービス、というイメージです。


申込みの流れと行き先決定まで

実際に申し込むときのざっくりした流れはこんな感じです。

  1. サイトにログインして条件を入力
  2. 行き先候補4駅が表示される
  3. 気に入らなければ再検索でシャッフル
  4. 「この4駅ならOK!」となったら申し込み確定
  5. JRE POINTが消費される(※ここ重要)
  6. 3日以内に行き先駅と列車・座席が決まり、メールでお知らせどこかにビューーン!+1

キャンセル・変更・途中下車のルール

行き先決定前のキャンセル

申込みをしてから行き先が確定するまでのあいだは、
自分でキャンセルすることができて、その場合ポイントは減りません。えきねっと+1

「やっぱり日程を変えたい」「人数を変えたい」というときは、
行き先が決まる前にいったんキャンセルして、再申込みすればOKです。

行き先決定後のキャンセル(ポイント消滅に注意)

行き先が決まってからのキャンセルは要注意です。

行き先決定後に取り消すと、
払戻手数料が“利用ポイントと同じ数”と扱われて、ポイントが戻ってきません。えきねっと+1

つまり、
「ポイントを全額払戻手数料として支払って終わり」=実質ポイント全消滅です。

  • 仕事の予定
  • 学校・保育園・行事
  • 家族の予定

など、心配なことがある場合は、
申し込む前にしっかり確認してからポチるのがおすすめです。

途中下車・途中乗車について

「どこかにビューーン!」で取ったきっぷでも、
途中の駅で降りたり、途中の駅から乗ったりすることは可能です。JREast FAQ+1

ただし、

  • 途中で降りたあとの「先の区間」
  • 途中から乗る前の「手前の区間」

“乗らなかった区間は無効&払戻なし” という扱いになります。JREast FAQ+1

なので、

  • 行き:東京→新青森のきっぷで仙台までしか乗らない
  • 帰り:秋田→東京のきっぷで、途中の大宮から乗る

みたいな「一部だけ使う」ことはできますが、
使わなかった区間は諦める前提で考えておきましょう。


私がこれまでに当たった行き先(5回分)

これまで「どこかにビューーン!」を5回利用して、

  • 新青森
  • 高畠
  • 八戸
  • 福島
  • 秋田

の5つの行き先に当たりました。

どれも、自分で旅先を選んでいたら「機会がなかったかも」という場所ばかりで、
毎回新しい発見があった旅でした。


第1回:新青森(7月上旬/金土日の2泊3日)

第1回目は、7月上旬の金土日の2泊3日で新青森へ。

出発のタイミングが直前(1週間ちょっと前)だったことと、ちょうど梅雨時期だったこともあってか、
たまたまキャンセルが出たタイミングと重なり、ずっと泊まってみたかった不老不死温泉の予約が取れました。

日本海に沈む夕日を眺めながらの露天風呂は、本当に最高。
「ここに来られてよかった…!」と思える、ご褒美みたいなひとときでした。

旅の途中では、弘前八甲田にも足を伸ばして観光。
温泉も景色もグルメもぎゅっと詰め込めた、青森の魅力たっぷりの2泊3日になりました。

💡関連記事:「どこかにビューーン!」2回目|山形へ♡(温泉×食べ歩き×ほろ酔いの3日間)


第2回:高畠(2月上旬/金土日の2泊3日)

第2回目は、2月上旬の金土日で高畠行きに。

とはいえ「高畠に2泊はちょっと厳しそう…」と感じたので、旅程を少しアレンジして、

  • 1泊目:福島の旅館 玉子湯に宿泊
  • 2泊目:米沢に移動して1泊
  • 3日目:高畠ワイナリーを見学してから帰る

というルートにしました。

冬だったこともあり、温泉三昧の旅。
福島の雪見露天、米沢のグルメ、高畠ワイナリーのワインと、
ゆっくり温泉とご当地グルメを楽しむ大人旅になりました。

💡関連記事:「どこかにビューーン!」2回目|山形へ♡(温泉×食べ歩き×ほろ酔いの3日間)


第3回:八戸(10月下旬/1泊2日)

第3回目は、10月下旬に八戸へ1泊2日で。

お昼頃に八戸着、翌日も14時くらいの新幹線で帰るスケジュールだったので、
全体的にかなりタイトな旅でした。

それでも、

  • 到着してすぐ海鮮を堪能
  • 海沿いを散歩
  • 翌朝は朝市
  • その後、十和田市現代美術館まで足を伸ばす

と、「海鮮→朝市→アート」とかなり盛りだくさん。

ずっと動きっぱなしで、全体的に忙しい旅ではありましたが、
「1泊2日でもここまで回れるんだ!」と実感できた八戸旅でした。

💡関連記事:【青森・八戸】「どこかにビューーン!」3回目!1泊2日グルメ旅へ|海鮮・朝市・美術館を満喫


第4回:福島(4月中旬/金土日の2泊3日)

第4回目は、4月中旬の金土日で福島へ2泊3日

まずは福島駅に着いてすぐ、念願のご当地パンクリームボックスを購入。
そのあとレンタカーを借りて、海沿いをドライブしながら北上しました。

  • 福島でクリームボックス&海沿いドライブ
  • 牛たん目当てで仙台
  • 松島で桜と景色を楽しみ
  • ランチはお寿司

と、とにかく食べまくりの2泊3日

海沿いドライブとグルメを組み合わせた、
ドライブ好きにはたまらない福島・宮城の旅になりました。

💡関連記事:「どこかにビューーン!」4回目|“行き先は福島駅。足を延ばして仙台グルメ&松島・塩釜を満喫する2泊3日の旅


第5回:秋田(11月中旬/水木の1泊2日)

第5回目は、11月中旬に急遽取れた休日(水木)で秋田1泊2日のひとり旅。

宿泊は、まだ新しいホテルのホテルパークテラス男鹿
ここではなんと、室内BBQが楽しめて、一人でもちょっと特別感のある夕食になりました。

翌日は男鹿へ移動して、駅前の醸造所**「稲とアガベ」**へ。
クラフトサケの飲み比べをして、ゆっくりお酒を楽しみました。

温泉と美味しいご飯、好きなお酒を、気兼ねなくひとりで満喫できる
贅沢なご褒美旅
平日ならではの落ち着いた雰囲気も含めて、「どこかにビューーン!」を使って秋田に行けてよかったと思える旅でした。

💡関連記事:「どこかにビューーン!」【秋田1泊2日モデルコース】海鮮・温泉・クラフトサケ満喫のご褒美ひとり旅レポ


5回使ってわかった「良かったところ」

とにかく遠くまで安く行ける

通常なら往復1〜3万円以上かかるようなエリアにも、
6,000ポイントで行けるのが一番の魅力だと思います。どこかにビューーン!+1

新青森や秋田など、距離のあるエリアに当たると、
「このポイント数でここまで来られるのは本当にお得…!」と毎回感動します。

ガチャだからこそ出会えた街が多い

正直なところ、「自分で旅先を選んでいたら選ばなかったかも」という駅もありました。

でも実際に行ってみると、

  • 温泉がすごく良かったり
  • ご当地グルメが想像以上だったり
  • 町の雰囲気が自分好みだったり

と、「行ってみて良かった」が多くて、
行き先ガチャだからこそ、新しいお気に入りの街に出会えたと感じています。

途中下車で“ついで旅”ができる

途中下車・途中乗車ができるので、
「途中で別の街に寄り道する」という遊び方もできます。JREast FAQ+1

  • 行きに途中駅で降りて観光してから、最終目的地へ
  • 帰りに別の駅で降りて、ご当地グルメだけ楽しんでから帰る

など、**ちょっと欲張りな“ついで旅”**もできるのが好きなポイントです。

(※使わなかった区間は無効になるので、その点だけは要注意)


5回使ってわかった「注意点・失敗談」

行き先決定後のキャンセル=ポイント全消滅

一番インパクトが大きい注意点はここです。

行き先決定後にキャンセルすると、
ポイントがまるっと手数料扱いになって戻ってこないので、
「気軽にキャンセル」みたいな感覚で申し込むのは危険です。えきねっと+1

体調や仕事の予定が読めないときは、
もう少し先の予定にするか、申し込み自体を見送るのも選択肢かなと感じました。

混雑時間帯は候補が出ないこともある

連休や繁忙期などは、

  • 朝〜昼の人気時間帯で検索しても候補が出ない
  • 「行き先候補をご用意できませんでした」と表示されてしまう

というケースもありました(私の4回目がまさにそれでした)。                        💡関連記事:「どこかにビューーン!」で「行き先候補を用意できませんでした」と出た話|時間帯指定なしで申し込んだ4回目体験記

ネット上の体験談でも、
「混雑する時間帯は候補が出づらい」「時間帯指定なしで申し込むと空いている枠から選ばれる」
という声が多く、時間に強いこだわりがあると申し込みにくいと感じます。アメーバブログ(アメブロ)+1

ホテル予約や休みの調整は余裕をもって

  • 申込は出発日の21〜6日前
  • 行き先確定は申込から最大3日後

というルールなので、
「来週急にどこか行きたい」はできないサービスです。えきねっと+1

  • 休みをいつ取るか
  • 宿をどのタイミングで押さえるか
  • 行き先がどこでも楽しめるようにざっくりプランを考えておくか

このあたりは、ちょっとした段取り力がいるな〜と感じました。


シャッフル(再検索)と時間帯指定のコツ

1日のシャッフル上限と「100回」問題

行き先候補の4駅は何度でも再検索できますが、
1日に検索できる回数には上限があると言われています。

公式には具体的な数字は書かれていませんが、
体験談などでは「1日あたり100回程度」と言われていて、
上限に達すると「本日の検索可能回数が上限に達しました」のような表示が出るそうです。note(ノート)+1

そこまで回す人はあまりいないかもしれませんが…                         私は上限に達したことがあります(笑) 
「この4駅ならどこが当たっても楽しめそう!」、「この駅に当たったらイヤだ!」         の両方が納得できるまで、ある程度は粘ってから申し込むようにしています。

時間帯指定なしで申し込んだときの体感

4回目のときは、
朝〜昼の時間帯を指定して検索していたら、何度やっても

行き先候補をご用意できませんでした。日時を変更して再度検索してください。

の画面になってしまい、希望の日時で申し込むことが出来ませんでした。

最終的には思い切って**「時間帯指定なし」で申し込み**に変更。
その結果、無事に福島行きが決まりました。

ネット上の声を見ても、

  • 混雑する時間帯は候補が出ない
  • 時間帯指定なしにすると、空いている時間帯の中だけから選ばれる

というケースが多いようなので、
「行きも帰りも、ある程度どの時間でもOK」という人は、時間帯指定なしもアリだと思います。アメーバブログ(アメブロ)+1

私なりの“当たり候補”の基準

シャッフルを繰り返すとき、私はこんな基準で「当たり」と判断しています。

  • 4駅のうち、「ここは絶対に行きたい!」が1〜2駅ある
  • 残りの駅も「行ってみてもいいかな」レベルで、完全なハズレがない
  • できれば遠めの駅が1つ以上入っている(コスパ重視)

4つの候補のうち1つでも「ここはちょっとテンション下がるかも…」と思う駅があるときは、
迷わず再検索。

「どこが当たっても楽しめそう」と思えた瞬間に申し込む、
というマイルールで楽しんでいます。


こんな人には「どこかにビューーン!」は特におすすめ

私が5回使ってみて感じた、向いているタイプはこんな感じです。

  • 行き先はある程度おまかせでも楽しめる人
  • 「行ったことのない街に行きたい」が口グセの人
  • 新幹線での遠出が好きだけど、毎回同じ方面になりがちな人
  • ひとり旅や、気の合う相手とのゆるい旅が好きな人

逆に、

  • 「行きたい街が最初から決まっている」
  • 「この時間じゃないと絶対ムリ!」という制約が多い

という場合は、普通の新幹線eチケットのほうがストレスが少ないかもしれません。


さいごに|またポイントが貯まったら6回目へ

「どこかにビューーン!」は、

  • 新幹線代がお得になること
  • 行き先ガチャのワクワク感
  • 途中下車もできる自由さ

が気に入って、気づけば5回もリピートしていました。

もちろん、行き先が選べなかったり、キャンセル時のポイント消滅など、
デメリットや注意点もあります。

それでも、
「どこに行っても旅は楽しめる」タイプの人にはぴったりのサービスだと思います。

またポイントが貯まったら、
今度はどの街に当たるのかワクワクしながら、6回目の「どこかにビューーン!」にも挑戦したいです。


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